患者さんから教えてもらう変化シリーズ④『何分寝てました?』首の調整で時間の体感も変わるようです。
今回も患者さんに教えていただいた、『調整後に変化を感じたところ』シリーズ第四弾を公開します。
人によって休息時間に差を感じる
上部頸椎カイロプラクティックではほとんどのオフィスで、アジャストメント(調整)を受けた後にレスト(休息)を取っていただきます。
そして時間が来たらお声掛けをして起きていただくわけですが、賀来カイロプラクティック・オフィスではその際、「アジャストメントを受けてからどこか変わりましたか?」とか「どんな変化を感じましたか?」という事は訪ねる事はしていません。
ですが、休息後の確認検査時や帰り際に、患者さんがご自分から自身の感じた変化をポロっと仰ることが多くあります。
聞き逃してはいないんですよ(笑)
ちなみに一番よく聞くフレーズは「不思議だなぁ~」です。
その中で今回は休息時間の感じ方について考えてみます。
実際の休息時間は40~50分です
賀来カイロプラクティック・オフィスではアジャストメント(調整)後には必ず、首をホールド(安定)させることを目的に40~50分休息していただいています。
そして起きていただく時間になった際、お声掛けさせていただくわけですが、その時に『何分寝てた?』と聞かれることがあります。
その意味は2通りで、「もっと休んでいたい」と「早く起きたい」です。
ぽかぽかでぐっすり
もっと休んでいたい派の方は、血行が良くなって体温も上がったためか、「ポカポカする」とおっしゃる方が多いですね。
イメージは、湯船から上がった後のぼーっとする感じだそうです。
時間の経過が早く感じる方は、こちらのタイプが多いように思います。
すっきりでシャッキリ
早く起きたい派の方。
まずは性格も一因かと(笑)
あとはやはり、神経伝達が改善したことで脳と体のつながりが良くなり、じっとしていられない、体がウズウズするような状態になっていることが多いようです。
時間が長く感じる方はこちらのタイプが多いように思います。
首のアジャストメント後、体の中で何が起こっている?
まずは何が起きていくのかを説明しますと
- アジャストメントを受けるとまず変わってくるのが第一頸椎の位置。するとその上にある頭との位置関係も変わってきます。
- そこが本来あるべき位置へと戻り始めるのと同時に、神経系への干渉が解放され始めます。
- すると、脳と体の通信状況に変化が起き(簡単に言うと、『流れが良くなる』)
- その人の持つ、今まで抑えられていた機能に変化が見られ始める。
という事が起き始めていると考えられます。
その結果の一つが『時間感覚の変化』です。
アジャストメント後に神経伝達がスムーズになることで、自律神経の状態に変化が起き始め、血行が良くなり余計な筋緊張がとれ始め、眠りが深くなる。
すると時間はあっという間に過ぎていくと考えられます。
又、神経伝達が良くなり脳が活性化すると、体は活動に向け変化を始める。
するとじっとしている休息時間が長く感じるのだと考えられます。
ちなみに、皆が皆感じるというわけではないので、そのあたりは個人差があります。
体の変化を感じないから『異常』という訳ではないですよ。
確認検査の際、どのように体が変わりつつあるかはデータとして見ることが出来るので、その際改めて説明しています。
上部頸椎カイロプラクティックで神経伝達をスムーズにしておこう
カイロプラクティックは神経伝達を扱う仕事であって、何でもかんでも治すというものではありませんが、それでも神経伝達一つで結構データは変わります。
万に一つもそれがプラセボ効果や気のせいであったとしても、他の治療法には再現できないことであるのならば、胸を張って「体が自力で変わっているんだ」と言っても良いのではないでしょうか?
首のずれによる神経伝達への干渉が体の機能に影響している状態で日常を過ごすか、無い状態で過ごすか。
どちらが体にとって快適であり、可能性を引き出せる状態だと思いますか?
その人が持つ可能性を発揮しやすい状態にすることが大事
睡眠や体のコントロールというのは『脳+神経系の仕事』ですから、違いを感じたという事は、まずは体の中で何かが始まっていることに間違いありません。
あとは抑制されていた可能性が解放されてどう変わるのかを観察していきましょう!
はたしてそれが何が変わるのか。
実際に説明を聞いて、実際に見て、 実際に受けて、感じてください。
健康になりたいのなら良い材料を揃えましょう!
未来を想像して、より健康に過ごしたいのであれば、あなたの体にとって良い材料をそろえることをお勧めします。
あなたの身体はいくつになっても、どんな時も可能性の塊です。
上部頸椎カイロプラクティックで神経系を整えて、体の持つ素晴らしい力を更に発揮しましょう!
上部頸椎専門 賀来カイロプラクティック・オフィス
副院長 賀来裕貴