サーモグラフィ―による自律神経機能検査(皮膚表面温度の検査)
使用機器:タイトロン C4000、C5000、小児用(TyTron社/アメリカ)
この機械は、日本の厚生労働省に当たる、アメリカ食品医薬品局が認定したClass II:Special Controlsに分類される医療・カイロプラクティック機器です。
この検査でわかること
赤外線サーモグラフィでは、神経系コントロールの客観的な分析が出来ます。体温の恒常性(一定の状態に保とうとすること)は視床下部によって保たれており、それは自律神経を使い血管運動により調整されています。この血管運動に脳幹(延髄)も関わっており、上部頸椎のずれによる干渉を受けることでその機能に影響が出ると、皮膚の表面温度に個人特有の状態が表されることとなるのです。
この検査は、神経系で発生している変化を客観化し、調整が必要かどうかを判断するための指標になります。
※測定について
原則、男性の場合は腰から首までの温度を測定致します。
その際、背中が出るよう上半身のみ服を脱いで頂きます。
女性の場合は、腰と首の温度を測定致します。
その際に腰の肌が出るよう、服の後ろを上げて頂きます。
また女性の場合でも男性同様、腰から首までの温度を測ることは可能です。ご希望される方は、専用のガウンを用意しておりますので、お申しつけください。
ワンピースを着用の方で、腰と首、または背中全体の温度測定をご希望の方は、貸し出し用のズボンを用意しておりますので、お申しつけください。
首のみの測定をご希望の方も、お申し出ください。